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2009年6月

2009/06/28

食いしんぼの会〜初夏編

今年になってから2回目の食いしんぼの会。
母が亡くなり、落ち込んでいる私を元気付けようと2月に冬編をやってから
春をすっ飛ばし6月、もうすっかり初夏の日差しの中、食いしんぼの会初夏編を
開催しました。

いつもの如く、買い出し&調理担当の我々は車で築地まで食材の買い出しです。
すでに10年近く続いているこの食いしんぼの会の買い出しの為に、
今じゃ数え切れない程の通っているこの築地ですが、年々観光客の姿が
増え、もう今じゃ立派な観光地。

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そのダラダラ歩く観光客の間をすり抜け、いつもの通り決まったお店で
次々に目的のモノをGet!
大体事前にメニューは決めておくのですが、築地で食材を見ながら
献立を考えるメイン料理長の某有名デパートH部長は生鮮魚担当。
今回の彼のテーマは「今夜は家呑み」。
同名の料理本から何品か見繕って作ってくれるとの事で、
今回のお刺身はシンプルに鰹のたたきのみ。
これでもかと云うくらいに薬味の野菜を乗せてサラダ感覚で食べられる
かつおのたたき、とにかく美味しかったです!

大体午前中から動くので、我々大人には大人のお昼寝が必要という事で、
作り始める夕方までの数時間はゴロンと横になったり、ウッドデッキで
一足先にビールとつまみで一杯やったりと、コレが至福の時なのです。

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そんな感じで寛いでいると、美味しい匂いをかぎつけて
通い猫のクロベエ登場。
かなり何か言いたげで笑えます。

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最近嵌っているクリスタルガイザースパークリングレモンに
オーガニックのレモンを搾ってミントを浮かべる、ただの炭酸水。
シンプルですがノーカロリー、ノーシュガーで暑い夏にはスッキリと
美味しいのでオススメです!

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みんなに手を付けられる前に慌てて撮影した1枚ですが、
こうしてみると今夜はお野菜&ラムパーティの様相ですね。

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今夜のお品書きは

●ラムラックの香草焼き

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●ラムチョップのガーリック醤油焼き

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●ジェノベーゼのチキンソテー
●金目鯛のエスニック蒸し
●採れたてグリーンリーフとパルメジャーノチーズのサラダ
●うど+ミョウガ+青じそのシャキシャキサラダ
●焼き枝豆
●【刺身】かつおのタタキ

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●小柱と三つ葉の酢味噌和え
●鶏のササミと三つ葉のワザビしょうゆ和え

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●タコと空豆のイタリアンサラダ

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●グリーンアスパラのシンプルグリル
●ウドのぬた
●ウドのきんぴら
●釜揚げしらすのペペロンチーノ稲庭パスタ

●赤肉メロン+ラズベリー
●クリームチーズアイス

・・・と、作りに作り18品!!

毎回、最後に作りすぎだと反省するのに、結局この有様。
でも今回はいつもよりも男子が多かったので、殆ど残りませんでしたhappy01

次回は秋口にフジロック反省会と称して、またラムパーティをやる予定。
ラムと赤ワインとチーズ、と野菜。
今度は食材を決め打ちにして、決められた食材を色々な方法で調理
してみるのも良いかもと思いました。

あ〜、お腹いっぱいだぁhappy02

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2009/06/27

どうぞ安らかに

今朝、妹の「テレビでマイケル・ジャクソンが死んだとか大騒ぎしてるよ」という声で起こされ、半信半疑でテレビを付けると、マイケル心停止で病院搬送という一件で大騒ぎになっているロスの様子が映し出されていました。
その時点ではまだあくまでも未確認情報だった為、私が彼の死を確認したのは午後になってから銀行のロビー内のテレビで流れたNHKのニュースでした。

享年50歳

確かに人の人生としたら短い人生でしょう。
しかし、8歳の子供時代からエンターテイメントの世界に身を置き、ポップスター、マイケル・ジャクソンという特別な人生を歩んできた彼からすれば、精神的にも肉体的にもこれが限界だったのかも知れないなとも思いました。

初めにこのニュースを聞いた時に感じたのは、彼の人生に対する憐れみと、彼が求めた幸せと相反する何だか可哀想だな・・という感覚でした。
この事を親友のMちゃんにメールすると、彼女らしい答えが返ってきたのです。

それは、「可哀想」という一言で彼の人生を括ってしまうのはどうなのだろう、だって彼にも彼が本当に幸せだと心から感じる事が出来た瞬間が沢山あっただろうし、周りは知らない彼だけの幸せだって数多くあったはずなのに、奇行や栄光の光と陰の部分ばかりをフィーチャーする報道には疑問を感じるという返事。
なるほどそうだなと、彼女からのメールを何度も読み返し、確かに自分の死後に自分の人生を大して知りもしない人から哀れな人生だと括られる気持ちを考えたら、さぞかしやりきれないだろうと、マイケルに申し訳ない気持ちになったのです。

確かに彼は人とは違う感覚を持ち、結婚生活もどこか現実感の薄いものだったけれど、その中で子を成し、家庭人としての一面を手に入れた彼の本当の姿を私たちは知らない。
少し不器用な天才少年は、その喜びを少し変わった形で表現してしまったためにそれが奇行としてだけ映像として残ってしまい、こうして死後も繰り返し流されてしまうのは自業自得とは云え余りにも気の毒。

私はMちゃんからのメールにいたく同感しながらもこう返しました。
彼には出来るならば人よりも少し早く生まれ変わり、今度の人生は子供時代を子供として謳歌できるような人生を送って欲しいと。
輪廻転生を強く信じている訳ではないし、その手の話は苦手だけれど、彼に関してはそうなって欲しいと願いました。

そう願ったのには理由があります。
私は結構偶然道端で有名人に遇う体質なのか、今までも何人か自分でも驚く遭遇体験を持っているのだけれど、その中でも特別なのが今から20年近く前にNYで遇ったマイケルでした。
それも道端で遭遇したのではなく、弟から頼まれたブルース・ブラザースのビデオを
買いにタイムズスクエアにあるビデオ屋の2階で夢中になって探していると、急に周りが薄暗くなり慌てて周りを見ると、少し前までは数人は居たはずの客が全く居なくなっていて、そこにいたのは私の横に細身の黒のスーツに身を包み、白い手袋をした(!)男の人とその側近らしき屈強な男たちのみ!
そう、それがマイケル・ジャクソンだったのです。

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※多分この頃かと・・

いつもの通りマイケルはその店を貸し切りにして買い物を楽しもうとしたのですが、店の店員は余りに小柄な日本人の私がまだそこで必死にビデオを探しているのを見落とし、そのままマイケルを2階のセルビデオのフロアに案内してしまったようでした。
急に周りが暗くなったのは、マイケルお付きのプロレスラーのようなSPが、屈んでビデオのタイトルを目で追っている私のすぐ横のビデオをマイケルが手に取ったために、仕方なく私も護衛のために囲まなくてはいけなかった為でしたcoldsweats01
特別彼のファンでもなかった私は別段声を上げる事もなく、その黒ずくめの男がマイケルと分かってからも黙々を弟のお土産探しをしていたので、追い出される事もなくその後もしばらくマイケルとのショッピングを楽しみました。
よく映像で見かけた黒人のおじさんのお付きの人に買い物かごを持たせ、買い物を続けていたマイケルのかごの中をちょっと拝見すると、見事なまでに全て子供用のビデオばかりでした。

その頃はその後にマイケル・ジャクソン東京ドーム公演を行った日本におけるマイケルの絶頂期だった頃、その後取り沙汰される彼の奇行や指向などが興味本位で報道される事はまだなく、それを見ても特別におかしいとも思わなかったのですが、その後に報道される数々の奇行に関する情報を見聞きして、やはり子供時代の余りに過酷な生活が彼の人生に大きく影響して、心のバランスを崩しているのだと感じました。
公演のために疲れた身体で移動する毎日の中、周りにいるのは莫大なお金を生む子供のスターとしての価値に固執する大人ばかりという歪んだ世界に囲まれ、子供だったマイケルの神経はすり減り疲れ切っていたと思います。
自分が今どこにいるのか、明日はどこで何をするのかも分からない仕事漬けの日々。
これはやはり異常です。

親の愛に包まれ子供らしい時間を取り戻したかった、それが彼の残りの人生の内の一つの願いだったのは間違いないでしょう。
だからせめて彼の次の人生は、そんな当たり前の時間を当たり前に手に入れて欲しいと願わずにはいられませんでした。

彼の50年の一生が可哀想な人生だったとはもう思いません。

あれだけ沢山の才能に恵まれ、多くの人が心の歌だと思える沢山の名曲を世に送り、彼が居なければ自分はここにいないと断言できる多くのフォロアーをこの世に生んだのですから。
慈愛と共生を訴える彼の楽曲が、これから先も色あせないスタンダードとして後世に残っていく事になるのは間違いないでしょう。

だから、どうぞ安らかに・・・合掌

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2009/06/18

またもや・・クラフト欲

前回に引き続き編み物熱です。
・・といっても、別段違うモノを作った訳ではないのですが、
親友のMちゃんに作ってみたアクセサリーが思いの外可愛かったので、
手元にあった余り物のビーズ類を使って、幾つか自分用にも作ってみました。

元々スタイリングの仕事をしていた事もあり、仕事で使った小道具が
未だに家にたんとあるので、家捜しをすればこの手の素材はやたら見つかる
のですが何せ細かい留め具の処理などは至って素人知識。
でもこの際、ビーズ細工の基本など殆ど無視して自己流で作ってみました。

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まずはいかにも夏らしいワンピースに合わせて、少し長めのものを・・・

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寄りだとこんな感じ・・・

上のワンピースは可愛い服ばかりを扱っていて、何よりもそのお手頃な
価格に驚いてしまうhaco.のカタログで購入したもの。
ギンガムチェック好きと着た時の心地よさから、色違いでこのブルー、
ベージュ、パープルと3着も買ってしまいました。
夏の服は殆ど「これってフジロックで着れるかな?」という野外フェス目線で
探してしまうので、その反動でたまにはこんな可愛い路線も欲しくなるのです。
でも意外と上にパーカーとか羽織れば、これもフジロックでもいけるかも。

話は逸れましたが、次の作品も同じくアクセサリー。

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少し年齢に合った(笑)大人なのも欲しいと言う事で、ターコイズやボーンモチーフの
ビーズを使ってこんなものを作ってみました。
これはさっきのよりも短めで、長さを調節できるようにしました。
白のシャツに合わせたり、今年沢山出ているマキシ丈のワンピースに合わせて
みても映えるかなと思って作りました。

手元にあった素材を使ったので材料費は正確ではありませんが、
おそらくビーズ代は500円程度じゃないかなぁと思います。
リングのベースに使ったアクリル製のリングが恐らく数十円レベルのもの
なので、糸代を合わせても700円程度の材料費で作れると思います。
所要時間は1時間程度で出来ますよ。

冬場はウールの糸に替えてモコモコな質感を楽しんで可愛い感じに
しても良いし、レザーの糸で作ってもまた違った感じで素敵だと
思います。

さて、今度は少し大物に挑戦しないと成長はないぞ!オー!punch

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2009/06/17

クラフト欲

私は熱しやすくて冷めやすい。
これは何にでも言える事なのですが、人でもモノでも嵌った時はトコトン
夢中になるのが私のスタイル。
でも昔に比べると、情が厚くなったのか気が長くなったのか、何かに
嵌っている時間が次第に長くなってきている気がするのは年のせいかしら・・・coldsweats01

・・ということで、最近突如として今まで手を出さなかったジャンルに
嵌ってしまい自分でもビックリ。
それは「編み物」。
元々モノを作る事は好きだし、一応お裁縫もそれなりの勉強もしたので、
ミシンで簡単なものなら作るのだけど、編み物だけはどうしても苦手意識が
強くて、今まで一度も嵌る事が無かったのですが、少し前に立ち寄った
代々木公園でのアースディのイベント会場で購入したバッグがきっかけで
突如として編み物熱が襲来したのです。

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フェルトのお花のブローチは後から付けました

それは至ってシンプルなデザインの麻のバッグで、飾りにかぎ針編みで
編まれたネット状のモチーフが付いているものなのですが、これから夏に
向けて毛糸で出来た飾りの代わりになるものをコットンのレース糸で
作りたいと思いついたのがそもそものきっかけでした。

しかし肝心のバッグの飾りに関しては、なかなかしっくりくるデザインが
思いつかず途方に暮れていた所、先日下北沢にご贔屓のギタリスト
石田長生氏と三宅伸治氏のライブを観に行った際に、話の流れで
何故だか親友のMちゃんの旦那の小銭入れを作る事になってしまい、
まずはこれから手を付けるかと取り掛かり1日がかりで完成したのがコレ。

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やれ、カギの紐を結べるようにしてくれだの、Suicaが丁度はいる大きさ
にしてくれだのと、注文の多い奴のオーダーを適当にフンフン言いながら
作ったのですが、最終的には自分の好みに合わせてしまった感じかな。
編み物、特に袋物なんて初めてだったのですが、使った糸が多色使い
なせいか結構アラを隠してくれてまずまずの出来かな・・と何とも甘い自己評価。

せっかくプレゼントするのに旦那だけじゃ申し訳ないと、余った糸で
親友のMちゃんにもこんなものを作りました。

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一部荷造り用の麻糸を編んだのが思いの外しっくりときて、
麻の質感が夏らしい雰囲気が出ていて結構これも気に入ってます。
ただ、首の後ろが麻糸のチクチクした触感でかゆいかな?

以前は突如としてステンシル・トールペインティング熱に罹り、
茶箱や植木鉢やジャム缶の蓋にステンシルをしまくりましたが、
いつの間にかその熱も冷め、後には買いそろえた道具だけが残り、
結局今でも愛用しているものはこのバケツくらいでしょうか。
確かこれがステンシル作品の処女作でした。

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一番奥の「きれい色のニット雑貨」は先日紹介した
中野のお茶屋さんOHASHIさんのカメラマンの奥さんが
撮影とスタイリングを手がけたニット本。
色がキレイで見ていて本当に飽きません。
この本はOHASHIさんでも購入できますよ。

編み物はやってみると意外に性に合うかも?と感じたので、
気が早いのですがお店で一目惚れしたウールの毛糸を買い込んで、
今度は冬用のバッグや帽子とか作ろうかなぁと、ひとり画策中。
なにせ大雑把な性格なので、多少の編み目の粗雑さに目をつむれば
いくらでも作れそうな気がしてきました。
センスの良い教則本も買い込んだので、しばらくはかぎ針熱で
手先は大忙しになりそうです。

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2009/06/14

ベランダ菜園の野菜たち〜収穫報告 第1弾

先日より梅雨入りした東京ですが、梅雨入り前の連日の雨にやられっぱなしだった
我が家のベランダ菜園の野菜たちも、梅雨入りした途端に元気が出たお日様の
お陰で、ようやく元気を取り戻しました。

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いずれの写真も1週間ほど前のものなので、
今はこの3倍くらい成長しています。

写真で比較しても数週間前のベランダ菜園の野菜たちとの違いは一目瞭然!
サラダほうれん草などの葉ものは青々とした柔らかい葉が密生させ、
トマトや枝豆もグイグイとその背を伸ばし、トマトに関しては既に開花し、
その花たちが青いトマトを実らせるほどになりました。

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枝豆とトマトには支柱代わりにオベリスクを
立ててみました。オベリスクは苗の状態の時に
立てるべきだと気付き、次回への反省材料に
なりました。

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このトマトに関しては今日撮影したものです。
こうなると毎日の観察がかなり楽しみになります。

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アスパラはこんな感じ。

葉もの以外はどれもまだまだ収穫には早すぎるので、まずは間引き代わりに
葉ものたちの収穫に取り掛かりました。
今回収穫可能な葉ものの種類は、サラダほうれん草、ルッコラ、水菜、などなどの
ベビーリーフ状態の葉っぱたちは、どれもが驚くほどに柔らかくクセがない。
まさに新鮮って事はこういう事なのかを知る瞬間です。

そこで、野菜は何でも朝取りが最高だという事で、専ら毎朝の父の朝食時に
出すサラダに活用しています。
この日の朝のプレートはこんな感じ。

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このプレートには4種類の取れたて野菜を入れました。
まず、左上のサラダにはサラダほうれん草とルッコラを、
左手前のオムレツはみじん切りにしたガーリックチャイブを混ぜて焼き、
そのオムレツの上にバジルと松の実で作ったバジルソースを掛けてみました。

いずれは小鉢に添えたラタトゥイユやサラダも自家製のトマトで作れたらなぁと
期待ばかりが膨らみます。

最後にバジルなどのハーブ類を植え込んだ際に作ったハーブの寄せ植えたちを。

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質感が堪らなく好きなラムズイヤーや、葉の斑が綺麗なシルバーレモンタイム
などのハーブ類。
旺盛過ぎる繁殖力のために寄せ植えに向かないミントも、
こうしてミントだけの寄せ植えにしたら大丈夫かしらと思い植えてみました。
ミントは3種類、アップルミントとグレープフルーツミントとおなじみスペアミント。
夏はフルーツに添えたり、レモンウォーターを作った時に入れたりと
なかなか活用頻度の高いミント。
鉢植えでどれくらい成長してくれるんだろうと今から楽しみです。

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2009/06/09

ムサシを観に行く

この舞台を見たのは実は3月の事。
見てすぐにレビューをアップしても良かったのですが、
どうも思い入れが強い芝居が対象だったからでしょうか、
思いが錯綜しすぎて逆に文章としてまとめる事が出来ない今日この頃・・・。
ことに藤原君の舞台となると、身を削って舞台に立っている彼の苦悩と
成長の記録なだけに、おいそれとは筆が進まないのです。(・・にしても遅いけど)
そんな理由が全てではないけれど、今更ですが舞台「ムサシ」レビューです。

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井上ひさし書き下ろしの新作「ムサシ」を観てきました。
演劇鑑賞歴はそこそこ長いのですが、井上作品は「天保十二年のシェイクスピア」
「薮原検校」「道元の冒険」という3本の蜷川演出作品と、こまつ座公演の名作
「太鼓たたいて笛ふいて」の4本のみ。
そのいずれもが面白いとは判っていながら今までスルーしていた事を
思い切り後悔させるに十分な力のある作品ばかりでした。

そんな少ない鑑賞歴ながらもそれらの井上作品から感じたのは、
作品の根底に流れる人間同士の争いを愚かだと叫ぶ
人間の理性への問いかけ。
そもそも人間が生んだ諍いなのだから、唯一人間だけがその連鎖を
断ち切る事が出来るのだという祈りのような訴えでした。


パンフレットによると、元はと言えばこの舞台「ムサシ」という作品が
企画されたのは今から20数年前の1985年頃の事だったといいます。
今回と同様ホリプロの現会長である堀氏との間で、20数年前に一度
立ち消えになった企画が世紀を跨ぎ、20数年後の今こうして現実のものと
なった事は本当に稀なケースだとパンフでも言われている通り、
そうそうある事ではないでしょう。
しかし稀ではあってもたまたまそうなった訳ではなく、20年以上経ってもなお
今の時代が井上氏にこの作品を書き上げ世に送る事を望んだのだと
思えてなりません。
奇しくも志を同じにする全く同世代の蜷川さんとタッグを組んだ事も、
今もっとも勢いのあるゴールデンエイジの役者たちを牽引する2人の役者
(藤原竜也・小栗旬)がその戯曲の代弁者となった事も、
とても大きな意味があるのだという確信のようなものさえ感じます。

戯曲のベースになっているのは武蔵小説の代表作吉川英治の宮本武蔵。
余りにも有名なこのお話しですが、世間一般で通説とされている武蔵像の殆どは
吉川版武蔵から来るものだとか。
もちろん綿密な研究の元で書かれた小説だからこそ、これ程までに武蔵伝説の基本
とされるのでしょうが、今回の井上版「ムサシ」は吉川版をベースに小次郎が
巌流島の決戦で生き残ったという設定にして、その後の二人を描いた物語。
全く剣の流儀の異なる二人が戦った結果、心理面でも負けた形になった小次郎が、
ただひたすら己の屈辱を晴らす事だけを心の支えに長い年月をかけて
武蔵を捜し続け、ある山奥の小さな禅寺で再び武蔵の前に立った所から
この物語は始まります。

私は武蔵自体正直余り興味が無かったので、知っているのは武蔵が遅刻して
小次郎が巌流島で負けた事くらい(笑)一体それでいいのか??って程の
低レベルの知識ですが、この井上版ムサシはそんな私でも十分に楽しめます。
だって、物語の焦点は武蔵の剣術家としての一代記じゃないから。
予め言ってしまうと物語の焦点は、武蔵と小次郎この2人の対立する剣士を
通して人間の愚かさを観客に再認識させる事に有るから。
繰り返しにはなりますが、人間が出来そうで実はなかなか出来ないある決断
(この文章の上部に太字で書いた事)を観客一人一人が持つ人間の理性に
迫る事こそがこの戯曲の持つ意味であると強く感じるのです。

先日観た映画「重力ピエロ」の中でも、恨みの鎖を断ち切る事の重さについて
考えさせられましたが、先日北朝鮮が行った挑発的な核実験の事実を知った時に、
私の中で湧き上がったはっきりとした嫌悪感も、このムサシの中の断ち切るべき
負の連鎖なのだろうかと悶々と考え込んでしまいました。
唯一の戦争における被爆国としての日本に生きる一人として、
余りにもいたずらに核が扱われているこの事実をどう受け止めたら良いのか
今でも分からないで居ます。
この戯曲の中の井上さんの投げかけたメッセージが普遍的でシンプルなものだけに、
時代を超え今の時代に起きている問題とこうしてダイレクトに結びつき、
その度私に問いかけてくるのです。
犠牲になった過去の人々の後悔や思いを教訓にし、今に生かして行く事が
出来るのは人間に与えられた一つの能力であるという事を彼らに説くのは
愚かな事なのでしょうか・・哀しんでばかりいられないけれど、やはり哀しいです。

更に話は逸れますが、中学生の頃習った家庭教師の学生さんに日本最高学府の
現役学生と、ある有名大学の教育学部の学生さんがいました。
2人とも当たり前のように高偏差値の持ち主でしたが、決定的に違っていたのは
相手に言葉を伝えようとする姿勢でした。
かたや相手の目線にまで下がって自分の言葉でかみ砕いて伝えようとする
先生と、かたや自分が学んできたテキストそのままの言葉で機械的に教える
先生とでは当然の如く受け手の子供(私)の理解度は天と地の差ほどの開きが
ありました。
何でこんな話をしたかというと、井上戯曲の観客へのアプローチは圧倒的に
前者を思い出させるものだったから。
だからといって稚拙な表現などでは無く、人間の倫理を鋭く突いてくる
禅の教えのような深い言葉でしたが、特別な宗教観も持たず
禅にも明るくない私でも贅肉のないシンプルな井上さんの言葉(教え)は
心に響きました。

競争社会の現代、他者に勝つ事だけが自身の存在意義を確認出来る
唯一の方法だという考えの人も当然居るはずです。
勝つ事で得られるものは「富」?「名声」?
・・・それをまるまる否定する気にはなりませんが、この物語の中で
負の鎖に縛られている2人の剣士を必死に救おうとして教えを説くのは皆、
その「富」や「名声」に囚われた結果「後悔」という十字架を背負って初めて
己の愚かさに気付いた過去の人たち。
この事は物語の半ばで恐らく皆さんも気付く事なので、
分かって上で観ても十分楽しめるのですが、
余り詳しく書くとネタバレになるのでここまでにしますね。

というのも、来月7月18日(土)にWOWOWでこの「ムサシ」のオンエアが
決まったのです。
今更こんなレポをアップしたのはそういう事情もあるのですが・・・

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この作品の主役たち、舞台の申し子「藤原竜也」と時分の名華「小栗旬」の共演は
随分前から話題になっていて、旬君ファンの友人もこのチケット取りのためだけに
藤原君のFCに入会する始末。
さすが花沢類!(こればっか)恐れ入りました。
そんなこんなで、私がFCで確保したのは2公演。
本当はもう少し抑える事も出来たのですが、敢えて綺麗事を言うと
プレミア舞台だけに私が繰り返し観るよりも、初めて2人に、
または蜷川演出に触れる人に1枚でも多く渡れば
その方が意味が有ると思ったから。(綺麗事に聞こえるけど結構本心です)
その位、井上戯曲×蜷川演出と藤原×小栗の組み合わせは
意味のある特別なものだと思いますし、観てみてやはりそう思いました。

70代半ばの世間的には老人力の域に入るお二方に共通するのは、
いつの時代もその時代と戦ってきた反骨スピリットを持たれた方だという事。
それをただ一言「元気だ」などと云う言葉で括ってしまうのは余りに愚かな事。
2人の背中を見た周りの誰もが己の姿勢をピン!と正し、
一緒に戦っていきたいと願うのは、その姿勢がどこからみてもブレが無く、
限りなく「本気」だからなのでしょう。
本気と本気がぶつかり合う至福を知っているキャスト、スタッフだからこそ、
例え戯曲の仕上がりがどんなにギリギリになってもそれを待てるのだろうなぁと、
舞台の上の彼らを観ていて伝わってきました。

しかもその待ち焦がれた戯曲の中に、井上さんの目を通して書かれた
役者一人一人の秘めたる一面が反映されていた時の喜びたるや、
まさに役者冥利に尽きるってもんでしょう。
戯曲が上がってきたのは本当ならば稽古の真っ最中であってもおかしくない
ある一日に、キャスト達が連れ立ち鎌倉の井上さんのお宅にお邪魔して
色々とお話しをした後だそうです。
その短い時間の中でそれぞれのキャストが舞台の上で「役」としてどう存在する事が
最も自然なのかを井上さんは素早く見抜かれていたのかも知れません。
例えば藤原君の「不器用さ」。
蜷川さんの言葉をお借りすれば、彼の少しストイックで芝居の事しか考えられなくて
自己表現が苦手な部分や、余計な事は一切口にしない所などが、
井上さんの目を通して今回の藤原武蔵像に見事に投影されていたと云います。
小栗君は、それに相対するように人からどう見られるべきかという
視覚的な部分に敏感な面が、剣さばきも華麗でスタイリッシュだという
小次郎の視覚的特徴に反映されていて、自己表現をすることに長けていて
饒舌という部分も、蜷川さん曰くまさに小栗!だったそうです。

三谷幸喜さんが「新選組!」で藤原君の中に剣の申し子沖田総司の
陽と陰を見たように、井上さんも彼らの秘めたる部分に光を当て
役柄の個性へと繋いだ事で、舞台での2人がより自然なものに映りました。

この舞台を観た後、まだ埼玉公演の最中だった頃、
毎週日曜の早朝に放送されている「ボクらの時代」という対談番組に、
藤原竜也、小栗旬、そして市川海老蔵という3人がやんちゃ対談と称して
2週に渡り出演した際に、上で言っていた2人の特徴が対談の中で
舞台の上以上に顕著に表れていてとても面白かった事を覚えています。
勿論、上演中だった事もあって特に藤原君は役の人格が抜けないようで、
とにかく普段よりも口数が少ない感じがして、そういう意味でもやっぱり不器用。

一方小栗君は、初対面の海老蔵さんにも気後れすることなく
自己アピールが出来ていて、コミュニケーション能力の高さを感じました。
日曜の朝、テレビの画面に映っていたのはまさに武蔵と小次郎そのものでした。
つくづく役者さんって面白い、そう思いました。

最後に少しミーハーな感想を・・・
今回観た2回の公演ですが、実は嘘みたいに対照的な座席だったのです。
最初に観た初日に近い日は2階の最後尾席、メリットは舞台全景が一望できる事。
そして2回目の時の座席はなんと1階最前列のセンター近く!
連れの友人と妹はそれぞれ地獄と天国的な思いをしたかも知れませんが、
両方を味わえた私としては、これ程意味のある極端な環境での観劇は
なかなか味わう事は出来ない!と思いました。
初見の時に目を奪われたのは小栗君の立ち姿の綺麗さ。
よくよく考えてみると、上で書いた人からどう見られるべきかと言う事に気を遣う
小栗小次郎の術中にまんまと嵌ったのだと今頃気付きました(笑)
その後に観た映画「クローズZERO II」でも思ったのですが、本当に漫画から
そのままトレースされて出てきたかのような小栗君の美しいシルエットは
いつ見ても惚れ惚れします。
思えば初回の時は藤原君に関しては彼の発する声に神経を集中させ、
目は小栗君ばかりを追っていた気がします。

そして2回目に最前列で妹と観た時には、偶然2人して同じ事を感じていました。
それは、2人とも気付くと目で追っているのは藤原君だったって事。
別に元はと言えば藤原君のファンだからとか、改めて近くで見た小栗君が
どうだったとかいう理由など一つもないのですが、改めて近くで見ると
どうしてもいつもの事ながら頭のてっぺんからつま先まで
神経を張り巡らしている藤原君の役への入れ込む様が
真っ先に目に飛び込んできてしまうのです。
一度目に入ると後は思うつぼ、延々彼の姿を追ってしまっていました。

今後は2人とも暫くの間舞台よりも映画の比重を増やすつもりなのか、
お芝居の予定は聞こえてきませんが、前にBunkamuraのレクチャーで
ギリシャ悲劇の翻訳者でもある山形先生が言われていた、
いい男が必要不可欠のギリシャ悲劇(笑)や、昔蜷川さんが演出された
ペール・ギュントをダブルキャストで上演した時のような
彼ら互いの向上心をあおるような企画で、またこの2人を観てみたいです。

本当に久しぶりに書いた舞台レビューでしたが、やっぱり生の舞台を
こうして文章で語るのは改めて難しいことなのだと感じました。

観劇から3ヶ月もの時間が経ってしまった少しカビ臭いレビューに
付き合って下さった方がいましたら、心より感謝申し上げます。

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2009/06/07

重力ピエロ

先日、前々から公開されたら絶対行く!と盛り上がっていた映画
「重力ピエロ」を観に行ってきました。

その日は水曜、レディースディheart01
女に生まれたメリットを小さいながらも感じ、感謝しつつ最近殆ど
映画はここでしか観ていないというシネコン、ユナイテッドシネマとしまえん
で上映される最終上映に女友達3人で駆けつけました。

何故ここが良いのかというと、比較的人の少ない時間帯にゆっくりと観たい
私が好んで観るのは大抵レイトショーなので、帰りの時間を考慮すると
どうしても車で行ける環境のシネコンがベストなのです。
その点ココは駐車場完備、3時間の駐車サービスチケットが付いているので
帰りの時間を考えず心おきなく車で行けるのが何よりのメリットgood
しかも新しい事もあって綺麗だし、入り口を入ると漂ってくるポップコーンの
香ばしい香りで無性にテンションアップup
気がつくとバケツポップコーンを買い込んで、夜中のやばい時間にムシャムシャ
食べてます・・・coldsweats01

・・と言う事で、この日もコーラとバケツを抱えながら、ネットで事前予約した
席に着くと再びテンションアップup
何でだろう、ライブでも芝居でも映画でも開演前のこの時間が堪らなく好き
なんですよね。

最近必ず流れるマナーCMに続きいよいよ本編スタートです。
私以外の2人は事前に伊坂幸太郎の原作を読んでいて、それなりに
作品の登場人物に対するイメージはあったようですが、私はこの作品での
奥野家のキャスティングがファーストプリンティングされるイメージでした。
結果的にそれはとても良かったように感じます。

設定は地方都市、仙台。
「おくりびと」や竹中直人さんの新作しかり、最近地方発信の映画が元気で
一点集中都市型だった映画製作が分散され、各地方の文化面が活気づいて
すごく意味がある事だなぁとつくづく思います。

物語の軸になる兄弟はこの二人

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(C)2009「重力ピエロ」製作委員会

兄、奥野泉水役に加瀬亮さん、弟、奥野春役に岡田将生くん。
どちらも好きな役者さんだけに、映画が始まってすぐに兄弟の持つ
独特な透明感に引き込まれ、外見も実際もどこも共通点のないはずの
兄弟2人が、本当に生まれてからずっと寝食を共にしてきた強い絆で
結ばれている兄弟のように見えてくるから不思議。
これは良い役者さん同士だけが起こせる相乗効果というか、魔法です。

内容は幸せそのものだった家族に起きた事件から24年後に起きた物語。
24年前の事件当時に夫婦が出した過酷な選択を家族は強い気持ちで
乗り越え、今の彼らが居る。
彼らは自分たちを「最強の家族」だと言い、たった4人の小さいけれど温かで
穏やかな集合体を心の奥から愛していた。
それが数年前に美しかった母(鈴木京香)が不慮の事故で他界。
それでも、穏やかな父(小日向文世)を中心に家族の絆は均等をとれている
ように見えていたが、弟春の心の底ではゆっくりとある思いが増殖し始めていた。
そして仙台市内で起きた連続放火事件を機に、静かだったはずの兄弟の身辺が
にわかに騒がしくなってゆく・・・・
・・といったのが大筋なんですが、多少なりともサスペンス要素のある映画の
あらすじを紹介するのって結構大変ですねsweat01

見終わって思ったのが、人が裁かれる形としてこういう結末があっても良い
んじゃないかということ。
デスノートのような過激さはないけれど、春が親から受けた愛情が深ければ
深いほど、人間が起こした最も卑劣で許し難い行為の象徴である人間を、
自らの手で裁きたいという衝動に駆られるのは分かる気がする。
その裁きたい対象物に春自身も含まれているのが、何ともやりきれない所
だけれど、そうでないと春の中に増殖した負の熱を抑える事は出来ないのだ
ろうなとも思った。
もし春という人間がこの家族以外の環境で育っていたとしたら、もうとっくに
自分を壊していたのではないかと思うくらい、春にとって兄を始めとする
家族の存在は大きい。
余りに突飛すぎて誤解を招いてしまう春の行動も、至ってニュートラルな
兄の存在で中和され、春の中でいつの間にか正当化されているのが
観ていて何だか可笑しい。

意図的にそういう役を選択しているのかは分からないけれど、兄を演じる
加瀬さんは見た目の線の細さとは反対に、結果的にいつも誰かを
支えている役が多いように感じる。
繊細な包容力というか・・上手く言い当てた言葉が出てこないけれど、
作品の中での身の置き方がすごく押しつけがましくなくて品があって良い。
作品の選び方も好きだし、どの作品を見てもやっぱり好きだと思える
数少ない役者さんの一人です。
いつも実年齢よりも若い役を演じる事になる事が多い加瀬さんですが、
今回もそう。
弟役の岡田君とは実際に15歳離れているのですが、スクリーンの中での
2人は何の無理もなくそう見えるのが役者の力、凄いです。

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(C)2009「重力ピエロ」製作委員会

弟役の岡田君は「ホノカアボーイ」に続いて2作目の鑑賞と
このところ続いていますが、それも「ホノカアボーイ」での彼の
魅力に親友のMちゃん始め私もちょっと惹かれてしまった・・・heart04
って事も大きいかな。
まだ彼の作品はこの2作のみですが、受ける印象はやっぱりイノセント。
そういう意味ではこの兄弟2人に共通する惹かれる要素として、
私の中でこのイノセントという点は大きいのかも知れません。

美しい外見だけで選ばれた訳では無いと思っていても、やはり
彼の美しさは春を演じるには必要不可欠。
その上で脆さと強靱さを併せ持った春のキャラクターを演じる事を
求められた岡田君の頑張りは、作品の中で見事に結実していると
思います。
すでに次のクールでのドラマの主演が決まっているとか。
精神的に消耗されすぎない程度に忙しく、これからも良い作品に
恵まれると良いね、岡田君。
今度は地毛のクルクル天然パーマでよろしくね。(だって可愛いから)
この先も母の目線でずっと見守ります(笑)

「俺たちは最強の家族だ」
台詞だけを聞けば、すこし嘘臭くも感じるこんな台詞も、
物語の中の家族が背負った過酷な選択の事を思うと、父親がそう
言い放つのも分かるような気がします。
相手への憎悪が自分自身を支配してしまうのが当然かと思うような
その時に、敢えてそれを受け入れた家族だからこそ胸を張って
そう言い切る事が出来た。

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(C)2009「重力ピエロ」製作委員会

ラストのサーカスのシーンで、空中ブランコから落ちそうになるピエロを
不安げに見上げる幼い春に、ピエロの顔を観てごらん、楽しそうな顔を
しているから大丈夫だよ、と言って優しく春に語りかける母の姿は、
過酷な運命を敢えて受け入れた人間だけが知り得る特別な世界があって
初めて嘘臭くなくなるのだろうとも思えてくる程重い。
エンドロールの前のシーンは少し哀しいけれどひたすら優しく、もうそこには
居ないはずの家族も確かにそこに存在しているのだと思えるような穏やかな
静寂が流れている一幕でした。
この兄弟の行く道がどうかこのまま穏やかであれと、心の奥から願わずには
いられませんでした。

上に貼り込んだポスターの写真(撮影:杉田知洋江)にも共通する
薄いブルーの映像世界。
これがこの映画から受ける色彩の記憶です。
この映画だけに限らず、日本映画のあるジャンルとして透明感のある
サラッとした質感の映像の傾向が今の日本映画にはあると思います。
本作品の森 淳一監督の作品に「Landry」がありますが、これもその
世界観にまるごと包まれている印象を受ける作品で、やはり薄いブルーの
印象が強く残りました。
どこか漫画の世界や現代作家の小説の世界に共通するこの作品の
傾向が生まれたのがいつ頃なのかは分かりませんが、日本映画の
ひとつの大きなジャンルを形成しているのは確かでしょう。
「性」の匂いの薄さというか、乾いた質感の映像世界はある意味
今の日本の一面が反映されているんだなぁとこの作品を見て感じました。

次の映画鑑賞の予定は「ハゲタカ」
ドラマで虜になった作品だけに、採点は厳しいですぞ〜

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2009/06/05

地元の気になるお店 その壱 OHASHI

中野に生まれ、中野で育ち、すっかり根が生え気付くとウン十年・・・
よほど住みやすいのか、従兄弟たちも結婚しても住むのはやっぱり中野。
最近こそ第2の秋葉原とか言われて、昔からの住人としては何だかなぁ・・って
感じですが、それでも勝手知ったるこの町、中野。

新しいお店から、老舗まで、人を惹き付ける魅力たっぷりの素敵なお店が
結構あるのです。
今日はそんなお店を。

去年の暮れに初めて訪れてから、殆ど友達の店に遊びに行くかのように
通い詰めていた中野駅南口からすぐの老舗のお茶屋さん「OHASHI」
以前から前は良く通っていたのですが、一見してケーキ屋さんかな?と
思い込みいつか覗いてみようと思っていたこのお店でしたが、
去年の暮れに母が中野駅の近くの病院に入院していた時に、病院に
行きがてら覗いたのが最初。
店内に入ってもよ〜く回りを見渡さないと、一瞬フレンチ雑貨のお店か
アンティークショップかと思ってしまう程、従来のお茶屋さんのイメージからは
かけ離れているOHASHIさん

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ねっ?一見すると何のお店??って思ってしまいませんか。
元は創業したのが1653年という老舗のお茶屋さんで、改装前は
今はなき丸井に行く時に何となくお茶屋さんがあったなぁ程度の
普通の外観のお茶屋さんでした。

それが数年前にあるきっかけでお店を一新!
それこそお店の商品のパッケージから、紙袋に至るまで
ひとつひとつ妥協せずこだわりにこだわって作り替えたのです。
根気とパワーを必要とするリニューアル大作戦の中心になったのは
いつもお店にいて柔和な笑顔で迎え入れてくれるご主人と、
そのパートナーのお二人。
カメラマンの奥様は元々リニューアルのコンセプトになった
フレンチアンティークの世界に並々ならぬ拘りを持っている方で、
仕事を通じ沢山の良質なアンティークや、古い文化を大事にする
ヨーロッパの伝統文化に触れてきたこともあって、このお店を
リニューアルする際にも日本の良質な伝統を守る老舗の存在と、
ヨーロッパの伝統文化が自然と繋がり、彼女の中では異なる伝統文化
同士が混在する事がごく自然の事だったのかも知れません。

ご主人は長年先人達がこだわり抜いてきた良質なお茶を提供する
事に力を注ぎ、効率が悪くてもお茶のクオリティに繋がるのであればと
丁寧な手作業にこだわったそうです。
デザイン的な事は殆どパートナーに任せたけれど、唯一お茶の
パッケージデザインはご主人の作品なのだと嬉しそうに教えてくれました。

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ちょっと見づらいのですが、綺麗なパステルカラーのパッケージには
一見繊細なレースの透かし模様に見える急須を真俯瞰から見た形を
モチーフにしたロゴデザインがプリントしてあります。
これがお店の雰囲気と見事にマッチしていて素敵なのです。

写真は初めてお店に行った時に購入したものばかり。
本当は年末にブログにあげようと思っていたのですが、
母の事など色々あって今になってしまい、敷いてあるブランケットが
妙に真冬の様相で季節外れですみません。
左から、お茶うけの茶豆、おすすめの煎茶、右端の薄紙にラッピング
されているのはほうじ茶のティーパックのセットです。
買って頂いてみて美味しかったのと、パッケージのセンスの良さに
惚れ込み、今年のお年賀をこのほうじ茶と茶豆のセットにしたら
親戚にも友人にも大好評でした。

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他にもオリジナルのティーポット(本当に使いやすいのでオススメです)
や、写真には有りませんが主にフランスで買い付けた茶器なども
幾つか買わせてもらい毎日愛用しています。
お茶は季節ごとに色々とオリジナルブレンドのものを出したり、
冬場は木イチゴの葛湯がかなりの人気で、友達にちょこっとプレゼント
するとかなり喜ばれました。
今は水出しのミントグリーンティが出ていて、早速買わせて貰って
我が家の冷蔵庫の常備ドリンクになっています。

初めて訪れた時はクリスマスシーズン真っ盛りで、当然店内はクリスマス
ディスプレイが施されていたのですが、このディスプレイもカメラマンの
奥様がシーズンごとに作り込んで店頭を飾っていると聞いて、
そのセンスの良さとこだわりの深さにいたく感服。
写真が悪くてその素敵さの万分の一もお伝えできないのですが、
これはクリスマスの時のウィンドウ。
クリスタルのオーナメントも彼女が足で探したもの。
シックで素敵です。

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ちなみに今は店頭の寄せ植えたち越しに春から初夏のイメージでしょうか、
花をメインモチーフにこれまた素敵なディスプレイが見られます。
行くたびに気になるモノが増えていて、ついつい我が家に連れて帰って
しまうクセになるお店です。
母の香典返しの際にも下の写真の商品を選ばせて頂きました。

Ca390238

ミニチュアのお茶箱が余りに可愛くて自分買いの衝動に駆られましたが、
人気商品のため待ちだということで断念。
今度行った時に買おうかなと思っています。
お裁縫道具箱にしても可愛いと思いませんか?
付けて下さるカードの写真も勿論奥様の作品。

お仕事の作品も幾つか見せて頂きましたが、どれも素敵な作品ばかり
でしたよ♪

行くとついつい長居をしてしまうOHASHIさん。
わざわざ足を運ぶ価値大ですよ!是非是非!!

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2009/06/03

初めての植え替え

殆どガーデニングブログになりつつある我がブログですが、
これもガーデニングがマイブームだから仕方がないとお許しを。

今日も今日とて庭いじり。
今日は初めての睡蓮の植え替えです。
2年ほど前に初めて睡蓮を購入して以来、殆ど植えっぱなしの
睡蓮株でしたが、去年1つも花をつけなかったのが寂しくて、
ネットで手入れ方法を再度確認すると、どうやら根が成長しすぎて
鉢の中で根が回ってしまい、花まで栄養がいかないのが原因と分かり、
早速植え替え&株分けに取りかかりました。

ついでに他の2鉢の睡蓮たちもミドリコケに冒されているので、
どうにかせにゃ!と一緒に手入れをする事にしました。
となると、まず始めにしなければならないのはメダカさんのお引っ越し。
2年前にボウフラ対策として10匹だけ購入したメダカも年々数を増やし、
今じゃ100匹を超える大所帯に・・
借り住まいへの引っ越しでさえ一苦労ですwobbly
今回も1匹たりとも下水行きにならないで、無事にお引っ越しが出来ました。

さて、肝心の植え替えですが、購入した時は5センチ程度だった睡蓮の根
が、取り出してみたら30センチ近くにまで成長していて、ドロドロで異臭を
放つ鉢植えから根を掘り出し、流水で洗い流すと根っこがアフロ状態に・・!
これじゃぁ花を咲かせたくとも咲けないよね、ごめんね睡蓮さん。
そこで縦横無尽に伸びまくっている伸びきった根を全て切り離し、
尚かつ親の根っこを5センチ程度に分割して2株に分けました。

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しかし、株分けしたは良いものの鉢植えの花と違い、人様にハイどうぞと
プレゼントする訳にもいかない睡蓮苗を植え込む鉢はさすがに手元になく、
・・かといってまだ元気な株を捨てるには忍びないので水につけていたら、
父の栄養士の方が引き受けてくれました。良かったぁ〜happy01

今年こそ花をつけてくれという気持ちで、新しく練り込んだ土に腐葉土など
の肥料をたっぷりと混ぜ込み、しっかりと埋め込みました。
殆ど手が掛からない睡蓮ですが、年に1回のこの一手間を怠らなければ
毎年こんな綺麗な花を咲かしてくれるはず。
何事も愛情をかけてあげなきゃね!

他の睡蓮鉢も水抜きをして、こびりついた苔を一掃したらこの通り綺麗に。
2ヶ月ほど前にメダカの産卵用にと購入した水草たちも、この数週間で
驚異的に増え始め、収拾つかなくなったのでバランス良く3鉢に分けましたが、
この先もどんどん増えて行く予感が・・・・・いつかは処分しなきゃダメな日が
来るだろうなぁ。こうなると池が欲しくなるのが人間の物欲。
しかし、現実そんなものは作る場所など無く、睡蓮鉢で睡蓮を愛でられる
だけでも十分な贅沢でしょう。

そして、頑張った結果がコレ。sun

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これにはテキサス・ドーンという薄い黄色の睡蓮の鉢が植わっています。
お手入れついでに追肥もしておきました。
はたして咲いてくれるかなぁ・・・・despair
拡大すると元気なメダカの様子もちゃんと写っています。
水が綺麗だと鉢まで光が差すし、どことなくメダカも嬉しそうな気がします。
和室の前に置いたので、これからの季節に良さそうな藍染めの陶器製の
浮き球を浮かべてみました。
どうです、涼しげでしょ?

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ここにはピンクゴンネールというピンクの睡蓮鉢を沈めてあります。
ここが一番日当たりが良いので、もっとも花付きも良いと思うのですが、
頑張って楽しませてもらいたいものです。
浮き草はホテイアオイ。
これも紫のお花をつけますので、これも楽しみ。
メダカが居るので、一度もつけた事がありませんがフローティング
キャンドルを浮かせてあります。
ガーデンバーベキューでもした時につけると雰囲気が良いのでしょうが、
我が家の庭は蚊がすごくて、おちおち肉など食べてられませんので、
もっぱら火を点すのはモスキートキャンドル。
このフローティングキャンドルは、あくまで飾り程度のもんです。

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そして今回頑張って株分けした古株睡蓮さん(品種を忘れた!)は
新しく買い揃えた素焼きの鉢に入れました。
せっかくなら母にも見て貰いたいと、母の遺影が飾ってある和室の窓の前に
敢えて低めに置いてみました。
ピンクのお花はもちろん本物ではなく、先日知り合いの雑貨屋さんで
買ったこれもフローティングキャンドル。

蚊に食われながらも奮闘する事3時間。
何とか睡蓮の夏支度を終える事ができました。
来年から年中行事の一つに加わりそうです。

ふぅ〜、疲れたsweat01

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