大人の男とは・・
友人のMちゃんからの「コレ行かない?」メールが届き、リンク先をのぞいてみると
以前彼女から見せてもらった世田谷文学館のチラシに今後の催事としてあった
「久世光彦展」の案内でした。
久世さんと言えば私の中では、大人の男の永遠の理想像。
繊細で大胆で、育ちの良さの中に不良めいた顔が見え隠れする大人の男。
客観的視点とウェットな視点が混在している多くの彼の作品は、
数え切れないほどの知的好奇心を私に与えてくれました。
メジャーな位置にありながら、どマイナーな事をやってのける事の格好良さを
この人から教わりました。
この人が居たお陰で、中学生だった私は「大人なんかくだらない・・」などと
大人になる事に失望することなく、大人になる事への純粋な希望を抱く事が
出来た、そんな大切な存在でした。
今思えば、私の中の「昭和」は彼を失った事で本当の意味で幕を閉じた
ような気がします。
関連イベントにも久世さんゆかりの方が駆けつけ、久世さんの姿を語る
ようですが、どの回も魅力的な顔ぶればかりなので競争率が高そう・・・
顔ぶれを見ると久世さんが晩年に手がけた川上弘美さんの「センセイの鞄」
のゆかりの方が目立つけれど、個人的にはこの作品って大好きな作品だった
だけに小説だけで完結して欲しかった作品でして、久世さんと言えども
出来上がった作品は正直満足しなかったので、川上弘美さんや小泉今日子さん、
柄本明さん、筒井ともみさん・・どの方も大好きな方なんだけれど、やっぱり個人的には
久世さんと同じ匂いのする村松友視さんと小林薫さんの回に惹かれます。
しかし、この世田谷文学館って企画力の勝利というか、魅力的な催事を
次から次へと企画されていて、非常に理想的な運営が出来ている箱物ですよね。
世田谷っていう立地と有名人が多い事もあってか、その地ゆかりの企画も
立てやすいのでしょうけれど、キュレーターの方のセンスが良いのだと思いますね。
税金もこういう形で使われるのならば嬉しいのですがねぇ。
地元中野はオタクの殿堂になりつつあるブロードウェイと、韓流のファンミばかり
やっている箱物ばかり・・・・![]()
まぁ、とにかく明日から開催されるとの事なので、早速足を運ぶ予定です。
じっくり見るんで4,5時間は居座りそうな予感が・・・
何はともあれ楽しみな秋のお出かけになりそうです。




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